朝起き出すときに、私には音が必要になっている。
アラームは、できるだけやさしい音に設定していて、腕のApple Watchの振動を感じながら起きる。
朝5時起きのときは、アラーム前に起きるくらいになっていたのだけど、最近の朝4時起きはまだ慣れないので、アラームに助けられている。
ベッドから起き上がって身支度を調えるときには、音声を聞く。
だれかの話す声で、頭が冴えていく感じがする。
そこから、自分の時間を作る。最近は、その時間でかっこいい女性ボーカルのBGMをかけることが多い。音楽が自分の背景にあるだけで、主人公になった気分で過ごせる気がする。大げさかもしれないけど、思い込みって大切だ。
朝の時間にウォーキングにでかけるときは、テンションの上がる音楽をかけたり、モチベーションが上がるオーディオブックを聞いたりする。耳から入ってくる情報の影響は大きくて、歩き続ける分だけ、自己肯定感は上がり続ける。
静かに過ごしたい日は音声のないBGMや自然音の雨の音、川のせせらぎの音、焚き火の音を聞くこともある。
ジャーナリングで自分のことを書き出したり、勉強をしたり、急ぎの仕事を済ませてしまったりするときは、タイマー(ポモドーロ)を利用して集中する時間を作る。
夜は美しい音楽をかける。そのときの基準で、私が聴きたいと感じる音楽を聴く。何か足りないものを見つけるみたいに、音楽を聴くことでしか感じられない幸せがあるように感じる。
その音楽の歌を歌った時のアーティストの気持ちや、BGM集としてまとめたときの背景、音楽を作り上げるまでの過程、自分の想像も及ばないストーリーが込められている。
それが、こんなに身近に、自由に聴くことができる。
それだけで今の時代を生きていてよかったと思える。
だから今日も、音楽をかけて、このnoteを書いている。