フリーランスはロープレで、ライターは僧侶。

少し前に、仕事の打ち合わせでヒリヒリした空気を感じた。

目標達成に向けて、本気で取り組むからこそ生まれる議論。本気で話している二人の言葉を拾いながら、私は議事録を取っていた。

私はフリーランスで働いているので、複数の会社と業務委託の契約をしていて、その会社の一員として(業務提携と明かしつつ)クライアント訪問をしたりしている。

白熱する議論、現場にいるだけでソワソワする感じ。とても私が何か発言できるような雰囲気ではないけど、何かできないかなと思った。

ライターとしての役割は、取材をしてライティングをすること。

データをもとに成果を出すディレクターのように、一番前で戦うことを求められていない。どちらかというと、戦う人の援護ができるように、サポート役を全うすることが求められる。

そう考えると、フリーランスはロープレみたいだ。

フリーランスはリアルな「ドラクエ」

私は小学生の時にドラクエⅤというRPG(ロールプレイングゲーム)にハマった経験がある。旅をする仲間は4人組で、それぞれ職業が違い、役割が違う

仲間は入れ替わることもあるから、そのときによってパーティは違うけど、ボス戦をクリアするために力を合わせて戦いに挑む。

現実の世界でも、フリーランスは違う職業の人が組んだパーティで、ボス戦に立ち向かっているのではないだろうか。

役割を自覚したなら、あのときの4人に指示を出すように、自分の動き方もわかるようになるはずだ。

ライターは僧侶

また別のディレクターとお仕事をしたときに言われたことで印象に残っているのが「ライターの取材から入ることで、場の雰囲気がやわらぐ」という言葉。

ライティングは、言葉を文章にして、誰かと誰かをつなげる仕事だと思う。

だから、だれかの伝えたいことをサポートして、すれちがいを防いで、時にはだれかの気持ちを回復させて、戦える状態にすることだってできると思う。

そう考えると、ライターは僧侶みたいなポジション。

僧侶は、呪文で仲間を回復させてサポートするし、
ライターは、言葉を文章にして相手のサポートをする。

ひとりで戦うためにできること

私の独断による「ライターが僧侶」なら、営業は武道家、デザイナーは魔法使いみたいな感じがする。

もちろんいつもパーティーを組めるわけではないから、ひとりでも戦えるようにしないといけない。戦闘力を上げるために、魔法使いのスキルを身につけてもいいし、武道家の経験を活して、スキルを掛け合わせることで上位職も狙える。

そのスキルは、ライターになる前職から持っていることもあるし、持っていなくてもその分野が得意な仲間を知っているだけでもいい。

いつでも「冒険をしよう!」と言い合える仲間と出会い、別れ、また出会い…

フリーランスの冒険は続いていく。

(To be continued.)

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この記事を書いた人

フリーランスライター。
未経験から2年で850記事執筆。

目指しているのは…
「作業効率UP」
「気持ちを整える」
「自由に働く」

フリーランスの働き方・考え方・時短のコツについて記事を書いています。

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