私が自分で選んでよかったことは、ライターになったことだ。
今でも、あれは大きな決断だったと思う。でも後悔は一度もしていない。
違和感が、背中を押した
会社員を10年以上続けて、転職も2回した。
アパレルの販売職から始まり、共済の営業職に転職して、3社目は通販会社の企画職だった。とにかく会社員以外の働き方なんて、考えたことがなかった。フリーランスという言葉は知っていても、自分とは関係のない世界の話だと思っていた。
でも3社目がブラック企業気味で、働いているうちにとても大きな違和感が積み重なっていった。毎日何かを我慢して、何かを見ないようにして、それでもギリギリのところでやり続けている感じ。「時間をここに費やすのは、ちがう」という感覚がどんどん強くなっていった。
退職を考えていると周りに話したら「もう少し頑張った方がいい」「せっかく転職できたのに」という意見をもらった。それでも最終的には自分で決めた。人生の時間は有限だから。その感覚を信じることにした。
計画ゼロで、飛び込んだ
退職してから「ライターになろう」と決めた。順番がちがうと思う人もいるかもしれない。
退職後に何をするかを決めていなかったので、就職活動をしながら、クラウドソーシングでライターの案件を受注し始めた。ライターは完全未経験。「フリーランスは無理なんじゃないか」と心配されながらも、2020年2月末に退職して、3月から本格的に動き出した。
最初の頃は本当に大変だった。案件はなかなか取れないし、取れても単価は低い。修正は多いし、ひとりで黙々と画面に向かう孤独感もあった。それでも手を止めなかった。
2〜3ヶ月後には、新卒の初任給くらいは稼げるようになった。必死にやった結果だった。その頃の達成感は、今でもよく覚えている。
「本当に駄目なら、頼っていい」と思えると動ける
怖かったし、うまくいかなかったら周りに迷惑をかけるんじゃないかという気持ちもあった。
でも「本当に駄目だと思ったら周りに頼っていい」「うまくいかなければまた就職活動すればいい」と思えたことで、動けた。完全に失敗してもゼロに戻るだけで、人生が終わるわけじゃない。そう思えると、一歩が軽くなる。
今は40代・50代でも新しい仕事を始める人がたくさんいる。年齢を理由に諦める必要はない。今の会社や働き方がちがうと感じているなら、他の道を検討してみてほしい。
発信が、仕事を安定させた
ライターとして動き始めてから、SNSでの発信を続けてきた。
最初は誰にも届かなかった。それでも続けていたら、少しずつ仕事のご縁につながり始めた。今はライターとしての仕事に加えて、講師としての仕事もできるようになった。発信してきたから今の自分があると思っている。発信は、自分の可能性を広げる地道な積み重ねだ。
怖くても、まず動いてみること。それが全部の始まりでした。
これでどうですか?次はNo.479に進みます!









